リアルフォースとHHKBのデュアルキーボード環境を作った

タイトルの通りリアルフォースとHHKBを2台並べて同時に使うデュアルキーボード環境を作りました。

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ちょうど今月に超PayPay祭があり、3万円以上の商品が10%オフになっていたこと、さらにポイントの割合も悪くなくフリマアプリで買うよりも新品を買う方が安いという状況に後押しされてHHKB Hybrid Type-sの購入を決意しました。

まだ1日目ですがタイピングにも慣れ全体的に満足しています。

今回の構成を取るにあたって懸念(リスク)がないかネットで調べたものの、なかなかリアルフォースとHHKBのデュアルキーボードを使っている人が見当たらなかったので、自分でためした結果を記事にまとめることにしました。

これまでの環境

kuromt.hatenablog.com

上の記事の最後にあるようにもともとはリアルフォースを使っていました。リアルフォースは素晴らしいキーボードでまったく不満はありません。

ただし、どんなにいいキーボードを使っていても長くタイピングをしていると肩が縮み背も曲がり当然の結果としてひどい肩こりに悩まされます。

だんだん肩こりに我慢できなくなったので、分割キーボードかデュアルキーボードの導入を決めました。

デュアルキーボードに決めた理由

自作の分割キーボードデビューしたい気持ちは強くあったのですが最終的にデュアルキーボードに落ち着きました。

分割キーボードに問題があったのではなく、単純に今あるリアルフォースを有効活用しようとして自然とデュアルキーボードに落ち着いた形です。

最高のキーボードと言われるリアルフォースとHHKBの二つが手に入った以上は、あとは自作キーボード沼に落ちるしかないだろうなと感じています。

リアルフォースをもう一台買うことも考えたのですが、せっかくなので気分で使い分けることができて持ち運びにも便利なHHKBにしました。消極的な理由としては机が狭いので2台分のカーソルキーにスペースを取られたくなかったというのもあります。

Hybridを選んだのはキーボードのためのケーブルを増やしたくなかった一方でBluetooth接続のHHKBでチャタリングに近い症状がいくつも報告されていたからで、Type-Sにしたのは店頭でHybrid二機種を試して打鍵感が気に入ったこととオフィスやカフェなど自宅外で使用するなら静音タイプの方が好ましいだろうと考えたのが理由です。

あきらめた構成

本当はHHKBを英字配列にして、気分でキーボードの種類だけではなく配列も切り替えることも検討していました。英字配列と日本語配列のキーの特徴は右側に現れるので、デュアルキーボードなら右に置くキーボードを入れ替えるだけでも英字配列、日本語配列の切り替えができるだろうというのが理由です。

しかし、それには日本語配列Macに英字配列と日本語配列のキーボードをつなげてそれぞれのキーで認識されることが前提になります。

手元にある英字配列の別のキーボードで試したのですがなかなかうまくいかなかったため、今回は安全側に倒してHHKBもリアルフォースと同じ日本語配列にしました。

解決方法があれば英字配列のHHKBも買ってしまうと思います。

今の形に落ち着くまでの試行錯誤

モニターのUSB端子が左側にあるため、当初は有線しか使えないリアルフォースが左、無線のHHKBを右に配置するつもりでした。

しかしHHKBのバックスペースやかな変換の位置に慣れず四苦八苦していたところ、試しに左右を交換するとすぐに慣れたのでこの形に落ち着いています。機会があればもう一度逆パターンにチャレンジしたいです。

追記

翌日になって多少違和感が出たので手のひらの傾きに合わせてハの時の傾斜つけてみることにしました。

リアルフォースもHHKBも高さ調節用のスタンドがついているので、ためしに左右に傾斜がつくように違う高さでスタンドを立てたところ、リアルフォースは本体の重量があるおかげで安定したのですがHHKBがタイピングのたびにグラつくようになりました。(左に置いたHHKBの右側のスタンドを最大の高さ、左側を最小の高さでスタンドをたてています)。

グラつきの原因が最大の高さのスタンドを立てている右側の手元部分で机とHHKB本体にスペースができてしまうことだったのでスペースを埋めるためのアイテムを設置することにしました。HHKBは外出時にも持ち出す想定だったため、底面に貼り付けるのではなく必要に応じて取り外せることを条件にしています。

昼休みに近所のホームセンターにいって探して、200円ほどで下のようなもの買ってきました。

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実際にHHKBの下に引くとこのような見た目になります。三角形の傾斜がついているので傾斜の微調整が効くのが素晴らしいです。これを導入したあとは前日よりもさらに快適にタイピングできるようになりました。 f:id:kuromt:20220324234250j:plainf:id:kuromt:20220324234252j:plain

まとめ

肩こりに悩まされたエンジニアがリアルフォースとHHKBのデュアルキーボード環境を作るまでに検討したことをご紹介しました。

肝心のリアルフォースとHHKBの組み合わせのデュアルキーボードですが、覚悟していたHHKBのチャタリングは一度も起きず左右のキーボードの組み合わせのIDEショートカットも問題なく動作していています。今日一日朝から夜まで机の前に座っていて、肩こりが軽減されたことを実感していて総じて満足です。長期的に使ってみて最初に気づかなかった不満が出てくればここに追記します。

最後に別画面からも画像を載せておきます。

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